『今ここ』の本当の意味

ヨガや瞑想、ここ数年ではスピリチュアルでも
『今ここ』という言葉がよく言われるようになりました。


ですが、まだまだ誤解も多い言葉です。
わたしなりに、すこし整理して書いてみます。

『今ここ』を生きること

『今ここ』というのは、文字通り、今ここを生きることです。


思考の癖やいつもの習慣から抜け出して、
今この瞬間に何度でも何度でも戻ってくることです。

思考の劇場から抜け出そう

わたしたちは、気づけばいつも、劇場の中にいます。
その劇場の演目は、ひとによって違います。

『自分かわいそう劇場』。
『未来が心配劇場』。
『生きづらい劇場』。


時には、『誰もわかってくれない劇場』なんていうのも、あるかもしれませんね。

上映されている映画はとても魅力的でおもしろいもの。
ですが、いつかはそこを出て、『今ここ』に戻ってこなくてはいけません。


わたしとあなたが生きているのは、思考が見せる映画の中ではなく、
『今ここ』にある現実だからです。

『今ここ』へ戻ってくる方法

『今ここ』に戻ってくるには、忍耐と好奇心が必要です。
慣れていないので、練習しないといけないんですよね。


呼吸に注意をはらう、または、
からだに意識を向けるのが得意なひともいるでしょう。
手のあたたかさに集中できる、セルフヒーリングもいいですね。


自分に合うやりかたを、根気よく探してください。

『今ここ』の世界では、うまくいかないこともたくさんあるし、
リセットしたくなるほど苦しいときも、あるかもしれません。
でも、それはできません。
思考がつくっている映画と違って、
『今ここ』は、どこまでも現実だからです。

『今ここ』は優しくない、だけど…

ありがたいことに、
「ゆみこさんに会いたい」
「優しくされたい」
と来てくださるかたも増えてきましたが、
実はわたしの占いは、ぜんぜん優しくないんです。

わたしがわたしを助けるために始めた占いは
現実的で、シビアで、
あなたをゆっくりでも確実に、本当の意味で助ける時間です。


わたしは、占いの場を通して、劇場の扉はそこにあるよ、と伝えます。
あとは、あなたが外に出るだけ。
何度でも、何度でも、重い扉を開けるだけ。

わたしとあなたが生きるべき『今ここ』は、
思っていたよりも鮮やか、なのかもしれないよ。

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