ようやくメディテーションスクールで講師養成講座を受ける決意をしまして。
それに伴い、kigoto主催の瞑想講座も開講しました。
スクールで講師としての学びを深めながら
講座で即、シェアしていく。という形になるので、
今ならフレッシュな指導を味わえます。
それがお得かどうか(?)はさておき・・・
もともとわたしは、ティク・ナット・ハンやジョン・カバットジンが広めたマインドフルネス瞑想が大好きです。
マインドフルネス、というと、日本ではビジネスマンが取り組むもの、宗教色を排除しカジュアルにしたもの、という印象が強いかもしれませんが、れっきとしたブッダの教えのひとつです。
スピリチュアルやヨガの瞑想と違い、何か大いなる存在や宇宙とつながる、といったことがありません。
つながるのは今、今、今・・・浮かんでくる思考や感覚に目を向けて、赤ちゃんをあやすように優しくほほえみます。
数年前に受講した同スクールの入門講座で、こんな出来事がありました。
浮かんでくる思考に「あなたは誰?」と聞いてみる、という瞑想をしていたところ、思考(自我)はたくさんの肩書きを提示してきました。
「わたしは、ゆみこ」
「わたしは、主婦」
「わたしは、絵を描いている人」
「わたしは、人間」
「・・・わたしは・・・」
しつこく問いかけ続けていくと、思考がぴたっと止まって静かになりました。
感想をシェアする時間になり、「なんにも言わなくなって、黙っちゃいました」と先生に伝えると、ただひとこと。
「その感覚を忘れないでくださいね」
と言われたことを、今でもはっきり覚えています。
あれが、わたしの初めての瞑想体験でした。
あの日から瞑想はわたしの習慣になりました。
日によってうまくいったり、いかなかったり。
あー、うまくいかなかったと責めている、その自分にもひたすら気づく、気づく、気づく・・・
瞑想、いいよ!とおすすめはできるのに、そのよさを言語化できないのが悔しくて。
それもあって、伝えかたを習わねば・・・とずっと密かに思ってたんですよね。
瞑想、ゆるゆると深めていきます。
気になるかたはぜひご一緒に!