わたしが『誰でもない自由なわたし』でいるとき
わたしは、どんな肩書も役割もぜんぶ忘れて
『ただのわたし』としていまここに帰ってこれる。
未来も、過去も、関係がない。
あるのは、いまだけ。
いまここにいるわたしのこころとからだだけ。
ありのままってよくわからなかった。
そんなの、わがままじゃないの？
自己中ってことじゃないの？
人に迷惑をかけたらいけないよ。
そんなふうに、ことばの上澄みだけをすくって反発していた。
だけど。
わたしがほんとうに、わたしのことを助けたいと思ったら
いまのわたしをゆるすしかなかった。
ずるさも、汚さも、かっこわるさも、弱さもぜんぶ。
いまのわたしと正面から対峙することで、わたしのこころとからだは癒されていった。
ありのままって、こういうことか。
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